藤沢駅北口から徒歩15分程の場所にある『松月堂わびすけ』。この店の「生ドーナツ」は一ヶ月で一万五千個を売り上げる、湘南藤沢の新名物。今や藤沢ローカルおもたせの定番となった、こちらのお菓子をご紹介しましょう。

生ドーナツ

藤沢の老舗和菓子店から生ドーナツ店へ

昭和13年創業の小さな和菓子屋『松月堂』が『松月堂わびすけ』に改名し、生ドーナツの店として新たにスタートしたのは9年前。和菓子のみならず洋菓子の修行もされた三代目の佐藤修一さんと和菓子職人の奥様が先代と共にこの店を始めたそうです。先代、つまり佐藤さんのお父様が現役だった頃には、お団子が一日に多い日には300本売れていたそうです。しかし今では、和菓子よりも洋菓子の方が好まれる時代になり、お団子も当時の様には売れなくなってしまったとか。そこでお団子に代わる菓子を考えようと思い立ち、試行錯誤の末にこの「生ドーナツ」が誕生しました。

店内の様子

焼き菓子なのに“生”ドーナツ?

こちらの生ドーナツは、油で揚げず、オーブンで焼き上げたヘルシーな焼きドーナツです。ドーナツの“生”は製菓業界用語の「朝生(あさなま)」と言って、「朝一番で作って、その日のうちに食べきる(売り切る)商品」から由来しているそうです。つまり「本日中にお召し上がりください」な商品という意味。賞味期限は3日間ですが、やはり“生”ですので焼き上げた当日のお召し上がりを。ドーナツの上にかけられたお砂糖のガリっとした食感が楽しめるのは当日だけ。翌日からはお砂糖がしっとりしてきます。これもまた美味しいのですが。

翌日の生ドーナツとチョコがけドーナツ
翌日の生ドーナツとチョコがけドーナツ

税込み100円でこの美味しさにファン急増も納得!

この店の生ドーナツはさすが和菓子屋さんの洋菓子。カステラのような甘さなのに諄さはなく、スポンジケーキに似た食感だけど、より軽く、なのにしっとりしています。空気のような柔らかな食感と、ほんのりと自然な甘さがたまりません。「スポンジは生クリームを使い、空気を沢山含ませ攪拌していくことでふんわりしつつもしっとりとした食感に、甘さは米飴と言ってお米からつくる甘味料を使っているので、さっぱりとした甘さに仕上げています」と語る店主の佐藤さん。素材も北海道や地元藤沢の小麦を使用するなど、安心・安全な食材を使用しています。

わびすけ

佐藤さんは生ドーナツの値段、税込みで100円というのにも拘っています。「元々お団子に代わるお菓子にしたかったので、値段はお団子と一緒の100円で提供しています。この値段であれば、子供もおやつにドーナツを買いに来てくれるかなと思って」と。素材に拘るのも、値段に拘るのも、全てこれからの世の中を担っていく子供達を思ってのこと。彼らが大人になった時に「僕の(私の)地元のお菓子と言えば、『生ドーナツ』なんだよね」と言ってもらえるように、かんばっているそうです。

子供にも人気の湘南藤沢名物をおもたせに!

一ヶ月に一万五千個を売り上げる湘南藤沢名物の生ドーナツは、生だけでなく20日間日持ちする「半生」、60日間日持ちするオリジナルラスク「カリカリどーなつ」もあります。

わびすけの生ドーナツ

わびすけのおみやげ

100円の生ドーナツは一個から購入可能。10個ならば、江の島の写真がプリントされたこんな素敵な箱に入れてくれます。

チョコがけドーナツ

チョコでコーティングした「チョコがけドーナツ」と和三盆を使用した「和三盆ドーナツ」の詰め合わせセットも人気です(半生)。こちらは4個1,000円から。ちょこがけドーナツ(220円)は子供が特にとても喜ぶ一品です。

菓子や松月堂わびすけ

通勤前の方にも手軽に買っていただければとの思いから朝の8時開店というのも嬉しい『わびすけ』。お値段以上の喜びをまずはご自分で味わい、そして大切な方にもお届けしてみませんか?

菓子や松月堂わびすけ

基本情報

店名菓子や松月堂わびすけ
電話番号0466-22-3352
住所藤沢市藤沢本町1-11-9
定休日水曜日
営業時間8:00~16:00
駐車場一台(セブンイレブン裏15番)
URLhttp://www.shougetsu-wabisuke.jp
モアーナ編集部Y.Ito

この記事のライター:Y.Ito

東京の某ラジオ局の広報職を経て、雑誌やフリーペーパーのライターに。鎌倉在住。音楽と美味しいごはんが大好き。子育て中のママ目線で、湘南の遊び方を提案していきます。

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